「もやしもん」といえばテレビアニメやドラマ化もされた有名漫画ですが、
巷では「打ち切りになった」という噂が絶えません。
実際のところ、もやしもんは打ち切りされたのでしょうか?
結論を言います。
「もやしもん」は打ち切りではありません。
徹底解説していきます。
もやしもんの作品情報
作品名 | もやしもん |
---|---|
作者 | 石川雅之 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | イブニング 月刊モーニングtwo |
連載期間 | 2004年16号 – 2014年3月号 |
「もやしもん」は肉眼で菌が見える特殊能力を持った主人公・沢木を中心に、菌やウイルスに関わる農業大学の学生生活を描いた漫画です。
菌に関するウンチクがふんだんに散りばめられていますが、基本的にはコメディなので気軽に読むことができます。
「もやしもん」は『イブニング』誌で2004年から2013年にかけて連載され、その後『月刊モーニングtwo』に移籍して2014年まで連載されました。
累計発行部数は800万部を超え、2007年にはテレビアニメが放送され、2010年には実写ドラマも制作されたことで話題となりました。
「もやしもん打ち切り説」の根拠となる3つの誤解
冒頭でも述べた通り、もやしもんは打ち切りにはなっていません。
にも関わらず、なぜかもやしもんは現在でも「打ち切りになった」という説が絶えない漫画となっています。
その理由はどこにあるのでしょうか?
理由①:最終回が消化不良で終わったことに対する誤解
実は、もやしもんの最終回は作品中で張られた多くの伏線が回収されないまま物語が終わり、その後の展開があるのでは?と思った読者が数多くいました。
しかし、続編やスピンオフも作られずそのままとなったため、若干の物足りなさが残りました。
このような消化不良感の中で、「実は打ち切られたのではないか」と誤解してしまった読者もいたようです。
理由②:作者のSNS投稿内容に対する誤解
2013年12月、石川先生は突如もやしもんの連載終了をX(旧Twitter)にて宣言しました。
この中で「正直未練が無いと言えば嘘になる」と言っていますね。
この投稿内容から、「実はもやしもんは打ち切りなのでは?」という噂が広がりました。
ですが、石川先生曰く「それ以降のお話を用意していません」とのことなので、本当のところは最後まで書き切ったということでしょう。
理由③:掲載誌の移籍による読者の誤解
もやしもんは2013年にイブニング誌から月刊モーニングtwo誌に移籍しています。
それまでずっとイブニング誌でもやしもんを読んできた読者の中には、急に掲載されなくなったため「打ち切りされたのでは?」と誤解してしまった人もいたようです。
まとめ
この記事では、「もやしもん」が打ち切りと言われる理由についてまとめました。
理由①:最終回が消化不良で終わったことに対する誤解
理由②:作者のSNS投稿内容に対する誤解
理由③:掲載誌の移籍による読者の誤解
読者が様々な誤解をしていることが理由と言えそうです。
コメント