漫画「ビースターズ」といえば、
巷では「打ち切りによって連載が終わった」という説がまことしやかに囁かれています。
実際のところ、ビースターズは打ち切りなのでしょうか?
結論を言います。
「ビースターズ」は打ち切りではありません。
徹底解説していきます。
ビースターズの作品情報
作品名 | BEASTARS(ビースターズ) |
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作者 | 板垣巴留 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週間少年チャンピオン |
連載期間 | 2016年9月8日 – 2020年10月8日 |
「BEASTARS(ビースターズ)」は週刊少年チャンピオンに約4年間連載されていた人気漫画です。
擬人化された肉食獣と草食獣が共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇が描かれています。
累計発行部数は750万部を突破しており、2019年10月にはテレビアニメも放映開始されたことで話題となりました。
ビースターズが「打ち切り」と言われる2つの理由
冒頭でも述べた通り、ビースターズは打ち切りにはなっていません。
にも関わらず、なぜかビースターズは「打ち切り」という噂が絶えない漫画となっています。
その理由はどこにあるのでしょうか?
理由①:最終回がアッサリし過ぎている
ビースターズは単行本22巻で完結していますが、細かい世界設定で読者を惹き付けていたわりに最終回があっさりしているという評価が多かったです。
そのため、実は打ち切りだったのでは?という誤解を生んでしまったようですね。
特にビースターズは物語の前半部分はゆったりとしたペースで、キャラクターの内面的な葛藤を深く掘り下げていたため、終盤のテンポの速さに違和感を感じた読者もいたようです。
SNS上でも「もっと読みたかった」「これで終わりなの?」といった投稿が多数寄せられていました。
理由②:問題が解決されていない
ビースターズは肉食動物と草食動物という相反する存在が共存する特殊な世界を描いていました。
草食獣と肉食獣のハーフが何も食べられないといった問題が物語初期から存在しており、それらの問題をどう解決していくかが読者の間でも考察されてきました。
しかし、結局問題が解決しないまま物語が完結してしまったため、困惑する読者もいたようです。
そのようなストーリー展開に対して疑問を持った読者が、「実はビースターズは打ち切りされたのではないか」と考えた可能性があります。
まとめ
この記事では、「ビースターズ」が打ち切りと言われる理由についてまとめました。
理由①:最終回がアッサリし過ぎている
理由②:問題が解決されていない
「ビースターズ」では最終的にレゴシとハルの関係に決着が着き、ストーリーとしてはしっかりと完結しています。
にも関わらず最終回から数年が経った今でも「打ち切りでは?」と話題になってしまうあたり、ビースターズは名作と呼べるのではないでしょうか。
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