「ばらかもん」といえばテレビアニメやドラマ化もされた有名漫画ですが、
巷では「打ち切りになった」という噂が絶えません。
実際のところ、ばらかもんは打ち切りされたのでしょうか?
結論を言います。
「ばらかもん」は打ち切りではありません。
徹底解説していきます。
ばらかもんの作品情報
作品名 | ばらかもん |
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作者 | ヨシノサツキ |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | ガンガンパワード ガンガンONLINE 月刊少年ガンガン |
連載期間 | 2008年2月22日 – 2023年9月12日 |
「ばらかもん」は、書道家・半田清舟が長崎県五島列島で一人暮らしをしながら、島民たちとの交流を通じて成長していく様子を描いたハートフル”島”コメディ。
書道をテーマにした珍しい漫画ですが、累計発行部数は620万部を超える人気があり、2014年にはテレビアニメ化され、2023年にはドラマ化もされています。
ばらかもんが「打ち切り」と言われる2つの理由
冒頭でも述べた通り、ばらかもんは打ち切りにはなっていません。
にも関わらず、なぜかばらかもんは現在でも「打ち切りになった」という説が絶えない漫画となっています。
その理由はどこにあるのでしょうか?
理由①:作者の次の連載が決まっていたため
実は、ばらかもん連載終了時に、ヨシノ先生の次回作「ヨシノズイカラ」の連載開始が発表されていました。
次の連載が既に決まっていたため、ばらかもんの連載終了を急いだ=打ち切りになった、という噂が立つようになったのではないかと考えられます。
ただ、連載終了と同時に次回作が発表されることは珍しいことではなく、この事実だけから「ばらかもんは打ち切りになった」とするのは無理があるでしょう。
理由②:最後のストーリー展開が急だったため
ばらかもんは「日常系」と分類されるような漫画で、急な展開が続く少年漫画とは一線を画していることが特徴です。
にもかかわらず、最終回となる18巻付近では若干唐突にストーリーが展開されたため、「広げた風呂敷を急に畳んでいる気がする」「まるで打ち切りになったみたい」という声が多く聞かれました。
ただ、ストーリー的には円満に終了しており、無理やり終わらせた感じはしませんでした。
このあたりは読者の中でも意見が分かれているようで、根強い「打ち切り説」の根拠になっているようです。
まとめ
この記事では、「ばらかもん」が打ち切りと言われる理由についてまとめました。
理由①:作者の次の連載が決まっていたため
理由②:最後のストーリー展開が急だったため
作者のSNS投稿も確認しましたが、連載終了に関するネガティブな投稿はなく(逆にドラマの感想を積極的に発信しているくらい)、ばらかもんが「打ち切り」されたというのは誤解といえそうです。
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