あかね噺が「打ち切り」と言われてしまう3つの理由とは？徹底調査しました。

2024年9月10日

「あかね噺」といえば累計発行部数が200万部を超える人気漫画ですが、

巷では「打ち切りになった」という噂が絶えません。

実際のところ、あかね噺は打ち切りされたのでしょうか？

結論を言います。

「あかね噺」は打ち切りされていません。

徹底解説していきます。

あかね噺の作品情報

作品名	あかね噺
作者	原作：末永裕樹作画：馬上鷹将
出版社	集英社
掲載誌	週刊少年ジャンプ
連載期間	2022年2月14日 –

「あかね噺」は、落語家の父親を尊敬する少女が「真打」になるべく噺家として奮闘する物語です。

バトル漫画中心の週刊少年ジャンプでは珍しいタイプの漫画ですが、原作者の末永先生によると『あかね噺は演技論を中心としたバトル漫画』という位置付けとのこと。

あかね噺が「打ち切り」と言われる3つの理由

冒頭でも述べた通り、あかね噺は打ち切りにはなっていません。

にも関わらず、なぜかあかね噺は現在でも「打ち切りになった」「打ち切りになる」という説が絶えない漫画となっています。

その理由はどこにあるのでしょうか？

理由①：掲載順位が低かったため

あかね噺は週刊少年ジャンプの読者アンケート結果が悪く、掲載順位が低かった時期があり、一部の読者は「打ち切りされるのでは？」と心配していました。

あかね噺かなり個人的には面白いと感じたが、ジャンプでは失敗だと思う。

ジャンプって1週間事に引きつける魅力を作らないといけない、衝撃のオチからの次週という形だね。それがこの落語だとやりにくいと1話見て思った。

読者アンケート次第では打ち切りコースの可能性が高い作品
— 棟高 (@Tarutaru__soosu) February 13, 2022

ジャンプはアンケート至上主義のため、毎週のように見せ場を作れるようなタイプの漫画でないとアンケート結果が良くない＝打ち切りになる、というジンクスがあります。

落語という今までにない題材を使ったあかね噺はそのような展開を作るのは難しいのではないか？という声は連載当初ありました。

しかし、現在では掲載順位は持ち直しており、あかね噺は打ち切りの危機を乗り越えたといってもよいのではないでしょうか。

理由②：題材が地味だから

あかね噺は今までのジャンプになかった「落語」というジャンルの漫画です。

バトル漫画を読み慣れたジャンプ読者にとっては「盛り上がりに欠けるのでは？」と不安視され、打ち切り説がささやかれるようになりました。

あかね噺、ジャンプという雑誌で、落語という地味めでマイナーなテーマで、そこに超能力みたいなトンデモ要素を足さずあくまで現実の話に収めながら、それでもグイグイ読ませる。
つまりシンプルに、直球に、抜群に面白いってこと。これからが本当に楽しみ！
— 高野水登脚本家『王様戦隊キングオージャー』応援ありがとうございました！ (@TakaMinaCalpis) March 7, 2022